介護職に就職する際の「志望動機の書き方」について困っていませんか?
実際のところ、志望動機に何を書けば良いのか判断が難しいですよね。
志望動機をうまく書くコツは、自分の書きたいように書くのではなく、面接官の意図を読み取ってわかりやすく伝えることです。
注意点やポイントをしっかり抑え、適切な志望動機を書いていきましょう。
この記事では、志望動機の書き方、書く際の注意点についてご紹介してまいります。
志望動機の書き方をマスターして、就職活動を成功させましょう!
もくじ
介護職の志望動機の書き方と3つのポイント
介護職をやりたい理由をしっかり書く
志望動機には介護職をやりたい理由をしっかり書きましょう。
理由を伝えることで介護職に対してのやる気を示せます。
介護職へのやる気が面接官に伝われば、採用される確率はグッと上がるでしょう。
そのため志望動機にはやりたい理由をしっかりと書いてください。
今までの経験をどう活かすのかを書く
介護の仕事に今までの経験をどう活かすのかを書きましょう。
介護職ベテラン、介護未経験、仕事自体が初めてなど人によって様々です。
それら今までの経験はとても重要ですが、それよりもその経験を介護の現場でどう活かすかが大切なのです。
面接官はこれからのことを重視していますので、今までの経験をどう活かすのかを書くべきだといえます。
今後どうなりたいのかを書く
志望動機に今後どうなりたいのかを書きましょう。
介護職を通した自分の目指す目標などです。
目標を書けば介護職への意欲も伝わり、採用の可能性が高まります。
また志を持って仕事に臨む人は面接官から見て評価されやすいのです。
採用の可能性を少しでも高めるためにも、今後の目標を書きましょう。
介護職の志望動機を書く際の3つの注意点!
続いて、志望動機を書く際の注意点をお話します。
就職で失敗しないためにも、注意点をしっかり理解しておきましょう。
- ありきたりの内容は避ける
- ネガティブなイメージを与えない
- 嘘をつかない
ありきたりの内容は避ける
志望動機はありきたりの内容を避けましょう。
ありきたりの内容ではやる気が伝わらないからです。
また、よくある例文のような内容だとその人の思いや意志がわかりません。
介護職に対する熱意が伝わらず、やる気がないと思われてしまうでしょう。
面接官はやる気のない人材を採用しない傾向にあるため、ありきたりの内容は避けてください。
ネガティブなことは書かない
ネガティブなことは書かないよう気をつけましょう。
ネガティブの内容からは自信のなさが伺えてしまうためです。
自信がない人は仕事で問題を起こしたとき、すぐ辞めてしまうと面接官に疑われます。
またネガティブなイメージを与えかねませんので、ネガティブな内容は控えるべきでしょう。
嘘をつかない
志望動機をよく見せたいからといって嘘を付くのはNGです。
嘘は意外とすぐわかるもので、見抜かれたときに信用がなくなります。
信用がなくなると就職で成功する確率は非常に低くなるでしょう。
また嘘をついて就職しても、嘘とのギャップから職場になじみづらくなります。
どちらにせよ良いことはないので、正直に志望動機を書いてください。
介護職の志望動機それぞれの例文
では実際に志望動機として参考になる例文を3つ紹介します。
- 未経験で介護職を始める人の例文
- 介護職→介護職の例文
- 介護職→介護福祉士の例文
未経験で介護職を始める人の例文
以前は3年間、レストランのサービス担当として働いていました。
ご高齢者との接客の中で関わることへの楽しさを見出しました。
介護職は初めてで未経験です。
しかし既に初任者研修を取得しており、事前に介護知識の予習をしています。
自分が楽しいと思った介護職に全力で挑戦していきたいです。
介護職→介護職の例文
私はこれまで特別養護老人ホームに5年間勤務してきました。
施設での仕事はとても充実しており、毎日やりがいを感じていました。
しかし他の施設を1度経験してみたいと思ったので、御社への転職を志望した次第です。
これまでの介護経験を活かして現場を盛り上げていきます。
介護職→介護福祉士の例文
今現在、有料老人ホームで勤務しています。
介護職は今年で6年目で、仕事をしながらなんとか介護福祉士を取得できました。
今後はさらなるステップアップをしていくため、御社の施設で働きたいと考えております。
今までの介護技術を用いて自分の理想とする介護福祉士を目指していきたいです。
面接官が気にしているポイントとは?
採用にあたり、面接官が気にしているところは主に以下の3つです。
- 現場に馴染めるか
- これまでの人間性
- 介護職に対するやる気
現場に馴染めるか
面接官は現場に馴染めるかを気にしています。
離職率に大きく影響するからです。
現場の雰囲気や人間関係、仕事性などに大きくかけ離れているとあまり馴染めず、モチベーションがなくなります。
モチベーションはそのまま離職率へ、そして辞めてしまうリスクにつながるのです。
そのため現場に馴染めるかを面接官は非常に気にしているでしょう。
これまでの人間性
これまでの人間性を1つの採用条件にしています。
なぜ人間性を気にするのでしょうか?
それは、介護職が人間性に関わる仕事だからです。
介護は人と人とが支え合って行く仕事で、ご高齢者と深く関わりを持ちます。
人間関係が欠けた人では上手く関わっていくことは難しく、トラブルを起こす可能性があり
ます。
そのため、仕事に影響を大きく与える人間性を重視しているのです。
介護職に対するやる気
面接官は介護職に対するやる気を見ています。
なんとなく始めていないか、本当に興味があるのかなどを確認するのです。
やる気があったほうが仕事が長続きしキャリアップにつながります。
また自主的に学習してもらえるので、施設側はやる気のある人材を求めているのです。
まとめ|志望動機を正しく書いて就職を成功させよう
今回は、志望動機の書き方や書く際の注意点などをご紹介しました。
介護職の志望動機は自分のやる気や目標を伝えられるよう、自分の頭でしっかり考えなくてはいけません。
嘘をついたりネガティブな内容を書いたりすると、印象が悪くなって就職は失敗してしまいます。
面接官の求めていることや意図をしっかり理解して志望動機を組み立てていきましょう。
面接において志望動機は非常に大切で、結果に大きく関わります。
これから志望動機を考える人は、この記事が参考なれば嬉しいです。