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2021.03.02

親の介護で「つらい」と感じる人は要注意!介護疲れを軽減する3つの方法を解説

「親の介護が大変でつらい・・・」

自宅で親の介護をする人のほとんどがこのような悩みを抱えています。
その介護疲れを我慢してしまうと「介護うつ」や「介護放棄」など、危険な状態へと繋がってしまう恐れがあります。

今回は、介護でつらいとじるポイント、介護疲れを軽減する方法をご紹介します。

ほとんどの人が介護について悩みを抱えている

親の介護は必要とわかっているものの、様々な悩みを抱えている人がほとんどです。

それもそのはず、介護生活はいきなり始まってしまうためです。
心の準備や余裕があればまだ良いのですが、介護生活は突如としてやってきます。
例えば、仕事をしている方だと仕事と介護、プライベートとの両立が難しくなる可能性もあります。

自宅の介護で抱える負担は精神的なものや肉体的なものと様々です。
親の介護につきっきりで周囲から孤独感を感じることもあるでしょう。
そんな介護疲れを放っておくと「介護うつ」や「介護放棄」になってしまうので注意が必要です。

介護でつらいと感じてしまう3つのポイント

常に目が離せない

介護は、常に目が離せないためつらいと感じてしまう方も多いようです。
例えば、夜中は徘徊や転倒のリスクが高まり、寝ている間も気になって眠れない事もあります。
自宅での介護は、常に介護をする人の事を気にかけないといけない生活が毎日続くため、つらいと感じてしまうようです。

中々いうことを聞いてくれない

中々いうことを聞いてくれないと介護疲れに陥ります。
ご高齢者は理解力の低下が起こり、誰かからの話を素直に聞き入れられません。
相手のことを思って話していても中々伝わらないため、非常に疲れてしまいます。
また、ご高齢者は認知症の影響もあり、暴力や暴言に至ることもあるのです。
日頃の介護疲れも相まってかなりつらいと感じるでしょう。

周りの人が理解してくれない

介護を頑張っていても、その大変さを周りの人が理解してくれないこともあるでしょう。
介護をやったことない人は大変さを理解できず、介護のつらさを軽視しがちです。
そんな周りの人が理解してくれない状況だと介護疲れを自分ひとりで背負いこみ、さらに追い込んでしまうでしょう。
このように周りの人が理解してくれないのは、介護する人にとって非常につらいことなのです。

日頃の介護疲れを軽減する3つの方法

介護技術を学ぶ

介護疲れを軽減する方法、まず1つ目は介護技術を学ぶこと。
介護技術を身につければ介護で感じるストレスが減るからです。
親の介護をわからないまま行ってしまうと、うまくいかずトラブルになってしまいます。
そこで相手の気持ちを理解できる介護技術を身につければ、トラブルはかなり減らせるはずです。
例えば「ユマニチュード」という認知症ケアの技術があります。
ユマニチュードを学ぶことでお互い気持ちの良い介護ができるはずです。
➡『ユマニチュードが介護の本質といわれる理由!』

相談できる環境を作る

相談できる環境を作ることで介護の大変さを軽減することができます。
周りの人に大変さを理解してもらうのは非常に大切です。
大変さを十分に理解してもらうことで、介護の相談をしたり少し交代してもらったりできます。
このように相談できる環境を作れば、日頃のストレスや大変さを軽減できるでしょう。

介護サービスを利用する

介護疲れが溜まってしまう場合は、介護サービスを利用することをお勧めします。
介護サービスを利用すれば、つきっきりで行っている介護から離れられます。
自分自身の休息をしっかり取れるので、疲れやストレスを軽減できるでしょう。
またそれだけでなく利用者にとっても良い刺激となり、身体機能や認知機能の予防にもなります。
介護の事を一時的に忘れられる時間も取れますので、ぜひ介護サービスを検討してみてください。

介護疲れを軽減するおすすめ介護サービス3つ

訪問介護

おすすめ介護サービス1つ目は訪問介護です。
訪問介護は、ご高齢者が住み慣れた自宅に介護士が訪問して、身体介護や生活援助を行います。
訪問するのは資格を持っているプロの介護士なので安心してサービスを受けられます。
自宅であらゆる介助をしてもらえるため、利用者はストレスがかかりづらいでしょう。
ただし、夜間帯に訪問介護を利用する場合は「夜間対応型訪問介護」という別サービスになります。
「夜間対応型訪問介護」を受ける際は事前に確認しましょう。

訪問介護についてはこちらを参考ください。
『在宅生活を続けられる訪問介護とは?』

ショートステイ

おすすめの介護サービス2つ目はショートステイです。
ショートステイとは、特別養護老人ホームなどの介護施設に短期間だけ入居できる介護サービスのことです。
介護施設に入居している人と生活を送るため、利用者はあらゆる刺激を受けられます。
利用できるサービスは生活援助や身体介護、リハビリ、レクリエーションなど様々です。
最大で30日間利用できるので介護疲れを感じている人はぜひ活用してください。

ショートステイについてはこちらを参考ください。
【短期入所】家族の介護問題を解決できるショートステイとは?滞在期間や利用条件を解説

デイサービス

おすすめの介護サービス3つ目はデイサービスです。
デイサービスは日帰りで介護を受けられる通所型施設です。
施設に通う手間はありますが、機能訓練指導員や生活相談員らの専門スタッフが施設に配属されており、より専門的なサービスを受けられます。
またレクリエーションも充実しているため、利用者にとって良い刺激となるでしょう。
ほか利用者と交流を深めたい人にもおすすめの介護サービスです。

デイサービスについてはこちらを参考ください。
『日帰りで介護を受けられるデイサービスとは?』

まとめ|つらいと感じる人は介護サービスを検討しよう


今回は、介護でつらいと感じるポイント、介護疲れを軽減する方法を紹介しました。
親の介護は必要だとわかっているものの、つらい・大変だと悩みを抱えている人が多いのも現状です。
自分一人で解決しようとしても「介護うつ」や「介護放棄」につながる恐れがあるため、本記事で解説した介護疲れの軽減方法を参考にするのをおすすめします。

介護サービスには介護疲れを軽減できるだけでなく、介護される側にも様々なメリットがあります。
今現在ご家族の介護をしていて「つらい」と感じている人は、ぜひとも介護サービスを検討してみてください。
『介護サービスの種類や特徴を徹底解説』

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