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2021.02.24

未経験で始める介護職は不安?その不安を解消する3つの方法とは

介護職は専門性の高い特殊な職業です。
しかし、未経験から介護職を検討している方は不安になるかもしれませんが、 必ずしも資格や専門的スキルが必要な職業ではありません。
今回は、前向きな気持で介護職を始められるよう未経験者でも大丈夫な理由、不安を解消する方法などを説明いたします。

介護職は未経験で始めても問題ない!


介護職を未経験で始める人は色々と不安に思うでしょう。
しかし、介護職は無資格・未経験でもまったく問題ありません。
介護職を未経験で始める人はとても多いのです。
現場で経験していけば徐々にスキルや知識が身につき、徐々にステップアップできます。
また経験者ではなくあえて未経験者を募集している施設もあるため、未経験で介護職を始めてもまったく問題ないのです。

とはいえ「面接で何をいえば良いのか」「志望動機はどう答えよう」そう思っている人もいるでしょう。

志望動機などについてはこちらの記事を参考ください。
→『介護職の志望動機の書き方!未経験でも受かる3つのポイント』

介護職の未経験者が抱える3つの不安

介護ができるのか不安

介護職を未経験で始める人は、自分に介護ができるのか不安になります。
専門的な知識や経験が必要だと思っているためです。
これから始める人は知識や経験がほとんどなく、資格も持っていないかもしれません。
「そんな無知な自分でも専門的な介護職は勤まるのか」「本当に介護できるのか」そう不安に思うはずです。
しかし介護職はそこまで専門的な知識は必要なく、現場で経験して身に付けていけば問題ありません。
また資格がなくても有資格者と同じように働けます。
そのため資格や経験があればできる仕事の幅は広がりますが、なくてもそこまで問題ないのです。

人間関係がうまくいくか不安

介護職の人間関係に不安を抱えている人は多いのではないでしょうか?
事実、介護職の人間関係は良いものではなく、離職原因のほとんどが人間関係です。
人と人とが関わる仕事なので人間関係のトラブルを起こしやすいのでしょう。
とはいえ、事前に対応策さえ知っておけばそこまでの問題ではありません。

人間関係の対応策についてはこちらを参考ください。
→『良好な施設へ入る方法と関係を改善する3つの策』

力が必要なのか不安

介護職を未経験で始める人は、力が必要なのか不安に思う人もいるでしょう。
たしかに介護職は体力や筋肉を使う重労働です。
長期間の労働で腰や体を壊してしまう人も一定数存在します。
しかしこの労働量は、施設によってかなり差があるといえるでしょう。
職員の人手不足で介助量が多い特別養護老人ホームなどでは、常に動き回って体力をかなり消耗します。
一方の要支援者が多い有料老人ホームは介助量が少なく、サービス面により力を入れているのです。
必ずしも筋力や体力が必要なわけではなく、施設によって必要な要素が様々なのです。

介護職の不安を取り除く3つの方法

予習をしておく

不安を減らすためにも、介護職の仕事内容を予習しておくのは非常に大切です。
やることが明確になっていれば安心できるからです。
介護職の一日の流れや介助方法、利用者との接し方など仕事に関する予習をします。
介護の仕事を始めるまでに予習をしておけば自分のやることが明確になるでしょう。
さらに仕事のイメージトレーニングをしておくことで、介護職に対する不安を減らせるはずです。

施設の内部情報を知っておく

施設の内部情報を知っておけば不安を大きく減らせます。
施設で受けられる待遇や人間関係、施設方針、職員数など施設の具体的な情報を事前に把握しましょう。
それら施設の内部情報を知っておけば自分に足りないことが分かり、介護職を始めるまでに予習ができるはずです。
結果として不安を解消でき、前向きな気持ちで介護職を始められるでしょう。

体幹を鍛えておく

介護職を始める前に体幹を鍛えておくと良いでしょう。
腰や体を壊す不安を減らせるためです。
介護職で腰や体を壊してしまった、という話を聞いたことがあるかもしれません。
その話を聞いた人は不安を感じてしまうでしょう。
しかし体幹をしっかり鍛えて筋肉をつけることで、腰痛のリスクをかなり減らせます。
体を壊すリスクや不安を減らせるため、体幹を鍛えるトレーニングを行いましょう。

介護職の仕事内容|身体介護・生活援助・レクリエーション

身体介護

介護職のメインとなる仕事が身体介護です。
食事介助や排泄介助、入浴介助など一般的な介助を行います。
介護サービスは自立を目標にしているため、できるだけ利用者の力を引き出しましょう。

  • 食事介助
  • 排泄介助
  • 入浴介助
  • 移乗介助
  • 更衣介助
  • 服薬介助
  • 体位変換

生活支援

生活援助はとても重要な仕事です。
利用者の生活全般を手伝い、充実した生活を目指します。

  • 洗濯
  • 掃除
  • 食事準備
  • 話し相手
  • 見守り
  • 薬の受け取り

レクリエーション

日常生活に刺激を与えるためレクリエーションを行います。
レクリエーションはただの遊びではなく、認知症や身体機能の低下を防ぐための行為です。
利用者とレクリエーションを一緒に行ったり、内容を1から企画したりします。

  • 体操
  • 軽い運動
  • 脳トレ・クイズ
  • 麻雀や将棋
  • 手芸や手遊び

 

仕事内容をより詳しく知りたい方はこちらを参考ください。
→『実は楽しい介護職の仕事内容』

介護職を未経験で始める4つの働き方

正社員

未経験で正社員になることは可能です。
事業所によっては歓迎している場合もあります。
施設内でステップアップしていくには、やはり正社員になるのが1番の近道でしょう。
施設のリーダーや施設長を目指す人は正社員になるのをおすすめします。

契約社員

契約社員は一定期間ごとに更新を行う雇用形態です。
この契約社員を正社員の前段階として雇用している事業者もあります。
資格がないと契約社員になれなかったり即戦力を求められたりなど、事業所によって契約社員の待遇や働き方が異なることも。
施設へ就職する前に確認しておきましょう。

派遣社員

介護職で主流になってきている働き方が派遣社員です。
派遣会社と雇用契約を結び、各介護施設へ派遣されます。
給料は基本的に時給制として働き、特別手当やボーナスなどは見込めません。
とはいえ働き方を自由に設定できるのでプライベートとの両立ができます。
また派遣社員から正社員になることも可能なため、派遣社員からスタートするのも1つの手だといえるでしょう。

パート・アルバイト

パート・アルバイトは派遣社員と同じく時給制の働き方です。
休み希望がとおりやすく、自分のプライベートに合わせたシフトにできるのがメリットでしょう。
とはいえほか雇用形態に比べて給料が低く、正社員になりにくいのが難点です。

まとめ|不安を解消して前向きな気持ちで始めよう


この記事では、介護職は未経験でも大丈夫な理由、不安を解消する方法についてご紹介してまいりました。

介護職を未経験で始める人は不安が多いかもしれません。
しかし無資格・未経験で始めても問題なく、有資格者と同じように現場で働けます。
「本当に介護できるのか」「人間関係はうまくいくのか」など色々と不安かもしれませんが、事前に対応策を知っていれば問題ありません。

不安をすべて解消して、前向きな気持ちで介護職を始めましょう。

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