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2021.02.19

理想を実現するのに必要な資格とは | 介護にまつわる5つの資格の取得方法を解説

介護関連の資格は「初任者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー」など様々な種類があるため、何から取得すればいいのか、どれを取得すればいいのか迷ってしまうことがあります。

しかし、自分の持つ理想を実現するためにも目指している専門性に沿って資格を取得する必要があるのです!

自分に合う資格を見つけられるよう、本記事では介護関連の資格の種類、主要資格の詳細ついてご紹介いたします。

介護関連の資格は種類が多い

介護職にはその人の経験や目指す方向性に合わせて様々な資格があります。

例えば介護現場で働くための初任者研修、ケアプラン(介護サービス計画書)を作成するためのケアマネジャー、リハビリのスペシャリスト理学療法士などです。
自分の目指す分野に合わせて資格を取ることで、さらに専門性を広げることができます。
また、働ける幅が大幅に広がり、より良い待遇を受けられるでしょう。

■介護関連の資格

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • ケアマネジャー
  • 介護事務
  • レクリエーション介護士
  • 介護予防運動指導員
  • 福祉用具専門相談員
  • 理学療法士
  • 作業療法士

介護関連の資格は上記のように様々です。
今回は、主要の5つの資格を細かく見ていきたいと思います。

介護職員初任者研修の取得方法

「介護職員初任者研修」は介護職の入門といわれる資格です。

介護職に関わるなら真っ先に取るべき資格といえるでしょう。
初任者研修は介護の基礎知識と一定の介護スキルを証明できるもので、1〜3ヶ月ほどの短期間で取得できます。
無資格で介護職を始めるより給料面などが優遇され、仕事の幅が広がるでしょう。
初任者研修は、理解度の確認という位置づけの為、合格率がほぼ100%と言われています。
これから介護職を始める人は、まずは初任者研修を取得してみてはいかがでしょうか?

介護福祉士実務者研修の取得方法

「介護福祉士実務者研修」は、初任者研修の次に取るべき資格といえます。
現場で活かせる実践的スキルや網羅的な介護知識が習得できます。
また介護知識だけではなく、痰の吸引や簡単な医療行為などの医療知識を学ぶことができ、介護現場の理解がさらに深まるでしょう。
国家資格である「介護福祉士」を働きながら取得したい場合、この実務者研修が必要となります。
今後、介護福祉士を取る予定があれば事前に実務者研修を取得しておきましょう。

とはいえこの資格は取得するまでに6ヶ月ほどの期間を要します。
まったくの未経験からこの資格を受講すると、合計で450時間のカリキュラムを受けなければならないので、早めの受講を心がけましょう。

介護福祉士の取得方法

「介護福祉士」は介護資格の中で唯一の国家資格です。他の資格に比べて難易度は高めです。

介護現場で働きながら受講するには、介護施設での実務経験が3年以上と実務者研修を取得していなければなりません。
介護福祉士を目指す人はまず実務者研修から取得しましょう。

介護福祉士を取得するのはかなり大変です。
ですがこの資格を保有しているだけで、介護士としての信頼性につながります。
現場で働く職員や利用者から信用されるようになり、キャリアアップのきっかけになるはずです。
また、特別手当がもらえるなど待遇面も向上しますし、介護施設のリーダーを希望する場合、この介護福祉士を取得していた方が有利です。

ケアマネジャーの取得方法

ケアマネジャーの正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」です。

ケアマネジャーを取得すればケアプラン(介護サービス計画書)を作成することができ、利用者の生活全体を支えることができるのです。

この資格を取得するには「該当の国家資格等に基づく業務」「生活相談員・支援相談員・相談支援員・主任相談支援の業務」のいずれかを5年以上経験していなければなりません。
どちらかの条件を満たした人のみ試験を受けることができ、2週間ほどの実務研修を受けて資格が取得できます。
ケアマネジャーにしかできない仕事が多数あるため、資格を取得できれば専門性をさらに高められるでしょう。
またご高齢者の生活の方向性を一緒に考えることができ、介護士としてステップアップできるはずです。

レクリエーション介護士の取得方法

レクリエーション介護士は、自分の趣味や特技を活かして、それぞれの高齢者に合わせたレクリエーションを提供する能力があることを認定する資格です。

2014年9月からレクリエーション介護士2級が設立され、上位資格のレクリエーション介護士1級も開講されています。

この資格では主にレクリエーションの基礎知識や種類、企画能力などが学べます。
また、高齢者とのコミュニケーションスキルを身に着つけられるため、より上手に高齢者と関わることができるでしょう。
受講期間は約3ヶ月程度となっており、受験資格や条件はありません。

介護職は無資格でも始める?どのように始めればよいのか

ここまで様々な介護の資格を紹介してきましたが、実は一般の介護職は無資格でも始めることができます。資格がなくても有資格者と同じように仕事ができ、経験とスキルを高められるのです。
とはいえ有資格者に比べると給料面や待遇に差があり、施設によっては無資格者を受け入れない施設もあるため、事前に確認しましょう。

介護職のスタートは無資格でも大丈夫ですが、介護を長く続けるつもりであれば資格を取得するべきだといえます。
現場で経験を積んで様々な資格を取得し、さらなるキャリアアップを目指しましょう。

無資格で介護職を始めるステップについてはこちらを参考ください。
『介護職の無資格で始めるメリットと仕事内容について』

まとめ|今の自分に必要な資格を見つけよう


今回は、介護関連の資格の種類、主要資格の詳細についてご紹介してまいりました。

介護職には多種多様な資格があり、その人に合った資格を取得することで専門性を広げることができます。
中でも、「介護職員初任者研修」は最も取得しやすく、介護の基礎知識とスキルを証明できる資格なので一番初めに取得するべき資格だといえます。

また、国家資格である「介護福祉士」を目指すのであれば「介護福祉士実務者研修」が必要になってきます。
そして、さらに専門性を深めたい人はケアマネジャーや介護事務がおすすめです。

このように、ご高齢者に直接関われる仕事、間接的に支えられる仕事、陰ながら支援する仕事など、介護職には多種多様な働き方が存在しています。
自分の理想とする介護関連の仕事をするためにも、今の自分に必要な資格を見つけていきましょう!

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