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2021.02.15

介護職にはどんな性格の人が向いている?向いている人の特徴・向いてない人の特徴を解説

介護職には人によって合う、合わないがあります。
その事実を知らないまま仕事を始めると、後々後悔してしまうかもしれません。

そうならないためにも今回は、介護職に向いている人の性格、向いてない人の特徴を徹底分析します。
これから介護職に就きたいと考えている人は、自分が向いているのか否か確かめてみましょう。

介護職に向いている人の性格とは?

はじめに介護職に向いている人の性格から見ていきましょう。
自分に当てはまっているかチェックしてみてください。

  1. 人助けが好きな人
  2. キャリアアップを目指す人
  3. ご高齢者が好きな人
  4. 気配りができる人
  5. 信念を持っている人

人助けが好きな人

人助けが好きな人に介護職は向いています。

なぜなら介護の仕事はすべて人助けに繋がっているためです。
直接行う身体介護や生活援助はもちろん、この人助けに含まれます。
また、それだけでなく備品の整理や居室の掃除、利用者との会話、レクリエーションなども含まれます。
これらの仕事は人助けとは関係なさそうでも、すべて利用者のための人助けなのです。
仕事を通してご高齢者に貢献できるため、人助けが好きな人に介護職は向いているでしょう。

キャリアアップを目指す人

介護職はキャリアアップを目指す人におすすめです。

”介護職でキャリアアップできるか不安”そう思っている人もいるでしょう。
しかし介護職でキャリアアップすることは可能です。
年齢や経験は関係なく、いつ始めたとしてもスキルを身に付ければ役職や待遇の向上が期待できます。
キャリアアップの道筋がハッキリとしており、資格制度も充実しているのです。
また事実として国は介護職の人材教育に力を入れています。
そのためキャリアアップを目指す意識の高い人に向いている職業だといえるでしょう。

ご高齢者が好きな人

ご高齢者が好きな人にとって介護職は天職でしょう。

いわずもがな、介護職はご高齢者を介助する仕事です。
たくさんのご高齢者と会話をしたりレクリエーションしたりと、ご高齢者に囲まれながら仕事ができます。
またご高齢者と接する中で自分自身の成長に繋がることがたくさんあるはずです。
ご高齢者が好きな人であれば介護職を始める価値は十分あります。

気配りができる人

気配りができる人に介護職は向いています。

介護職は気配りを常に行い、臨機応変に動ける人が重宝されるためです。
ご高齢者は身体能力や認知能力の低下から、転倒や誤飲を頻繁に引き起こします。
それらを事前に阻止するためにも気配りを常に行わなければなりません。
また急変が起きたときには臨機応変を心がけ、素早く対処する必要があります。
気配りのできる人は現場で重宝され、さらにスキルを身につけられるでしょう。

信念を持っている人

信念を持っている人に介護職は適任です。

なぜ介護職に信念が必要なのでしょうか?
それは、大変なことやつらいことがたくさんある職業だからです。
介護職はご高齢者の体が弱っていく姿を目の前で見続けます。
ときには人間の死に直面することもあるでしょう。
そんなつらいときにしっかり信念を持っていれば、介護の仕事を嫌にならず続けられるはずです。
もちろん楽しいことも数多く存在します。
けれどそれと同じくらい大変なことがあるため、しっかりとした信念が必要なのです。

介護職に向いていない人の特徴とは?


次に、介護職に向いてない人の特徴を見ていきます。

  1. 人と関わるのが嫌いな人
  2. お金を稼ぐだけが目的な人
  3. 仕事を仕事だと割り切れない人

人と関わるのが苦手な人

人と関わるのが苦手な人に介護職は向いていません。

なぜなら人と密接に関わる仕事だからです。
利用者や介護職員、相談員、利用者のご家族、施設関係者など、介護職はあらゆる人と関わりを持ちます。
その関わり自体を嫌だと感じる場合、仕事自体も嫌だと思ってしまうはずです。
楽しく仕事ができずにつらくなってしまうため、人と関わるのが苦手な人に介護職は向いていません。

とはいえ人と関わるのが「苦手」な人であれば大丈夫です。
苦手なだけであれば後から克服することが可能なので、介護職を始める価値は十分あります。

お金を稼ぐことだけが目的の人

お金を稼ぐことだけが目的の人に介護職はおすすめできません。

お金を稼ぐというのは仕事をする上で非常に大切な要素です。
しかし、目的がお金だけの人は長続きしないでしょう。
介護職は大変なことがとても多く、途中で挫折してしまうため長く続けるのは難しいのです。
もっと効率的に稼ぐ仕事は山ほどあるでしょう。
お金だけが目的の人には別の仕事をおすすめします。

とはいえ、介護の仕事で稼げないわけではありません。
実績や経験を積めば介護職でも稼ぐことは十分可能です。

仕事を仕事だと割り切れない人

仕事を仕事だと割り切れない人は介護職に向いてないでしょう。

プライベートと混合してしまいがちな職種だからです。
介護職はご高齢者の生活の全てに関わります。
ご高齢者との関わりは仕事とプライベートの区別が難しく、ときには人間の死に立ち会う場面もあるでしょう。
割り切れない性格だと精神的なダメージが大きく、非常につらく感じてしまうのです。
そのため介護職は仕事だと割り切れない人に向いていません。

介護職を目指すのに必要な2つのスキル


では、介護職を目指すのに必要なスキルには何があるのでしょうか?順番に見ていきましょう。

  1. 健康な身体と体力
  2. 最低限のコミュニケーションスキル

健康な身体と体力

介護職には健康な身体と体力が必要となります。
なぜなら体力を使う仕事が多いためです。
移乗介助や入浴介助といった身体介護は、自分の身体全身を使って行います。
自分より身体の大きいご高齢者を介助するケースもあり、ある程度の体力が必要です。

また、自分の身体が健康状態でないとご高齢者の健康管理はできません。
安全に仕事をするためにも健康な身体と体力が求められるのです。

最低限のコミュニケーションスキル

仕事を上手くやっていくには、最低限のコミュニケーションスキルが求められます。
介護職は人と人とが密接に関わり合う仕事で、利用者の体調管理には利用者との意思疎通が重要となります。

また、仕事を円滑に進めるために職員同士のコミュニケーションが大切であり、仕事に大きな影響を与えます。
そのため最低限のコミュニケーションスキルを身に着けておきましょう。

介護職を目指すのに必要な資格|無資格でも働ける!


最後に、介護職を目指す際に必要な資格についてお話します。

あまり知られていませんが、実は資格がなくても介護の仕事は行えるのです。

そのため無資格・未経験でもあらゆる施設で働くことができます。
とはいえ一部介助に制限がかかることもあり、施設によっては働けないところもあるので注意しましょう。
できれば何かしらの資格を取得しておきたいものです。

<おすすめな資格>

はじめに取得しておくことで転職の際にも役に立つおすすめな資格は、「介護職員初任者研修」です。介護職員初任者研修は、介護の基礎知識が網羅的に学べるうえ現場で働くときに役立ちます。

次に、国家資格でもある「介護福祉士(別名:ケアワーカー)」を取得をおすすめします。

いずれの資格も働きながら取得が可能であるため、まずは働き始めて現場に慣れることがいちばんです。

まとめ|介護職は自分に適切なのか判断しよう

今回は、介護職に向いている人の特徴と向いてない人の特徴についてまとめました。

介護職には「人助けが好きな人」や「キャリアアップを目指す人」が向いており、「人と関わるのが苦手な人」や「仕事だと割り切れない人」には不向きな傾向にあります。

そして、介護の仕事をするうえで何よりも重要なのは「素直な人」や「思いやりのある人」といったその人の人柄や性格です。

介護職は実際に多くの人が転職しキャリアアップを実現している業界ですので、「自分に向いてないのではないか」と不安に思う人も、訪問介護やデイサ-ビス、施設など働き方の選択肢はたくさんあるので、きっとあなたも自分に適切な職場が見つかるはずです。

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