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2021.02.15

介護職の転職で失敗する理由は?多くの人が辞める5つの原因と予防策

介護職では、転職に失敗してしまう人が意外にも多く、すぐに辞めてしまう人が後を絶ちません。

今回は、そんな介護職の転職で多くの人が失敗する理由、失敗しないための予防策についてお話します。

介護職への転職後に多くの人が辞める5つの理由


はじめに、介護職への転職後に多くの人が辞める理由について説明します。
なぜ多くの人が介護職を辞めてしまうのか、現場の真実を知りましょう。

  1. 人間関係が悪かった
  2. 身体を壊した
  3. 仕事内容の割に給料が低かった
  4. 理想と現実が違った
  5. 人手不足で激務すぎた

人間関係が悪かった

人間関係が悪かったことを理由に辞める人が多くいます。
介護職は人と関わる仕事であるため、人間関係がとても重要です。
その人間関係が劣悪だと仕事自体もつまらなくなってしまい長続きしません。
事実、介護職の離職原因の大多数はこの人間関係です。

身体を壊した

身体を壊してしまったことにより、介護職を続けられないというケースがあります。
介護職は身体を使う重労働の仕事です。
重労働を行う途中でその負担に耐えきれずに身体を壊してしまいます。
肉離れを起こしたり、腰痛になってしまったりなどの症状です。
また不定期な勤務時間で生活リズムを乱すことも多いでしょう。

仕事内容の割に給料が低かった

仕事内容の割に給料が低いため長続きしない、という理由があります。
未経験から介護職を始めると仕事がハードに感じるでしょう。
体力を非常に消耗すると同時に精神的に参ってしまう人も多いです。
そんな仕事内容なのに給料があまり高くないため、その落差から辞めてしまう人が後を絶ちません。
資格を取得すれば給料は徐々に挙がります。
しかし無資格だと十分な給料がもらえないので、離職の原因となるのです。

理想と現実が違った

理想と現実との違いを思い知って辞めるパターンがかなり多いです。
介護職に良いイメージを持っている人はたくさんいます。
テレビや雑誌などでは明るい仕事だと報道されているからです。
ですが実際の現場はご高齢者の排泄処理や入浴介助といった、理想とかけ離れている仕事が数多くあります。
そのギャップによる衝撃から辞めてしまう人が大多数いるのです。

人手不足で激務すぎた

施設によっては人手不足で激務すぎることもあるでしょう。
未経験で入ったのに何も教えてもらえないまま働かされ、仕事量がものすごく多いこともあります。
人手が足りずに仕事が全然終わらずサービス残業、そんな職場だと気が滅入ってもおかしくありません。
最初からその過酷さを経験してしまうと、介護職を続けるのは非常に難しいでしょう。

介護職への転職で失敗する3つの理由


では、介護職への転職で失敗してしまう理由を3つ紹介します。

  1. とりあえずで介護職を始めてしまった
  2. 適当に施設を決めてしまった
  3. 介護の勉強をしていなかった

とりあえずで介護職を始めてしまった

とりあえずで介護職を始めてしまい、転職に失敗する人がかなり多いです。
介護職は人によって合う合わないがあります。
現場を知らないまま何となく始めて勤まる仕事ではないかもしれません。
コミュニケーションが嫌い、ご高齢者が苦手など介護職に向かない人であれば、続けるのはなお困難でしょう。
このように介護職をとりあえず始めてしまい、失敗するケースが多く存在します。

適当に施設を決めてしまった

適当に施設を決めてしまって失敗するパターンがあります。
それぞれの施設でルールや方針、介助の方法が異なります。
施設のルールが合わないと理不尽な指導などが目に余ってしまい、働いているだけでも苦痛を感じるでしょう。
適当に施設を決めると失敗に繋がってしまうため、注意が必要です。

介護の勉強をしていなかった

転職の失敗理由として、介護の勉強をしていなかったのが考えられます。
事前に勉強していないとイメージだけで現場に臨むことになるのです。
イメージだけでは現場であまり活躍できず、人間関係が悪くなる可能性が高まります。
また、理想と現実との違いにかなり戸惑うでしょう。
人間関係の悪化や理想とのギャップに耐えきれずに辞めてしまう人が数多くいます。

介護職への転職で失敗しないための予防策!


ここまで、介護職への転職で失敗する理由について紹介しました。次に転職で失敗しないための予防策を見ていきましょう。

  1. 自分に向いているのか確かめる
  2. 施設選びを慎重に行う
  3. 事前に介護知識を学んでおく

自分に向いているのか確かめる

介護職へ転職する前に、自分に向いているのか確かめる必要があります。
人によって合う合わないがあるため、失敗のリスクをかなり減らせるでしょう。
介護職はご高齢者の生活を支援する仕事で本質は人助けです。
人助けが楽しいのであれば始めるべきですし、心が踊らないのであれば考え直さなければなりません。
転職の失敗を避けるためにも、まずは自分に合っているのか事前に確かめましょう。

施設選びを慎重に行う

施設選びを慎重に行うことで失敗を避けられます。
自分に合った施設で働ける可能性が上がるためです。
先程お話したとおり、施設によってルールや方針が異なります。
表面上だけで施設を決めてしまわず、しっかりと内部のルールを知った上で選択しましょう。
そうすれば自分に合った施設の確率がグンと上がり、失敗するリスクを大幅に減らせるのです。

事前に介護知識を学んでおく

事前に介護知識を学んでおくと失敗しづらくなるでしょう。
なぜ介護知識を勉強することでリスクを回避できるのでしょうか?
それは、仕事や人間関係が上手くいくためです。
事前に勉強しておくと現場のイメージが湧き、未経験でも活躍しやすくなります。
現場ですぐに活躍できれば同じ職員から認めてもらえ、人間関係が上手くいくはずです。
また事前に介護を知っておくことで、理想と現実のギャップも生まれづらくなるでしょう。
そのため介護知識を学んでおくことで失敗を避けられるのです。

介護職の転職に失敗したときに知っておきたい対処法

最後に、介護職の転職に失敗したときの対処法を3つ紹介します。
失敗したときの対処法を理解しておけば、安全に転職活動をスタートできるはずです。

  1. 勉強して知識とスキルを身につける
  2. 別の施設に変更する
  3. 他の職種へ転職する

勉強して知識とスキルを身につける

転職に失敗した場合、今の施設に勤務したまま勉強して知識とスキルを身につける方法があります。
人間関係が上手くいかない、理想とのギャップがあるなど、様々な悩みがあるかもしれません。
しかし勉強して自分が変われば、その状況を変えられるでしょう。
周りの人に変わってもらうのを待つより、自分が先に変わるほうが手っ取り早いこともあります。
転職に失敗したと思ったら、勉強して知識とスキルを身につけましょう。

別の施設へ移動する

転職に失敗したときには別の施設へ移動することで、失敗を覆すことができます。
自分の性格や特徴が今の施設に当てはまっていない可能性もあるでしょう。
そんな中で自分がいくら頑張っても、状況が変わることはありません。
別の施設へ移動すればルールや方針が一変されるため、有効な手段だといえます。

他の職種へ転職する

介護職が自分に合っていなければ、他の職種へ転職するのも1つの方法です。
自分が介護職に向いているとは限りません。
無理に続けていってもつらいのは自分自身です。
体力や精神を無駄に消耗するだけなので、他職種への転職を考えましょう。
もしかしたら天職が見つかるかもしれません。

まとめ|失敗を避けて安全に介護職へ転職しよう!


今回は、介護職の転職で多くの人が失敗する理由、失敗しないための予防策について紹介しました。

転職後に介護職を辞める理由は、人間関係が悪かった、身体を壊した、仕事内容の割に給料が低かったなど様々です。

その為「なんとなく」や「とりあえず」で介護職を始めても長く続けるのは難しいでしょう。
そんな失敗をしないためにも、自分に向いているのか確かめながら施設選びを適切に行うようにしましょう。

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