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2021.02.12

介護職のやりがいって一体何?仕事において大変なことや向き不向きについても解説

介護の仕事に興味はありつつも「大変なんじゃないかな」と不安に思う方、結構いるのではと思います。

事実、介護職には「大変だ」と思う瞬間が存在すると思います。
しかしどの業種や職種でも大変なことは存在しますよね。介護職に限った話ではありません。

今回は、介護職のやりがいや大変なこと、どのような人が向いているのかについて紹介していきたいと思います。

介護職の仕事内容|高齢者の生活を支援して支える仕事

介護職は、高齢者の生活を支援して支える仕事です。

高齢になるにつれ身体機能や認知機能が低下し、自分ひとりでは生活しづらくなっていきます。
例えば、食事や入浴、排泄といった普段できていた行為がだんだん行えなくなるのです。

介護職はそういった高齢者の生活を支援し、安心して日常生活が送れるよう支えていきます。

その生活支援を行う中では、自分自身の成長につながる楽しいことが溢れています。
しかし介護職には大変なところがあるのも事実です。
介護職のやりがいや大変な所、向き不向きについて理解した上で、介護の仕事に携わっていただけたらと思います。

介護職の大変なところって何?

夜間帯の勤務

介護職の大変なところ1つ目は夜間帯の勤務です。
夜間帯の勤務は普段寝ている時間に労働を行います。
人間の体は夜中に寝るよう作られているため、生活リズムが大きく乱れるでしょう。
また職員の人数も昼間に比べて少なく、不安に感じてしまいます。
そのため夜間帯の勤務が大変だと感じる人は多数いるのです。

看取り介護

看取り介護は大変だと感じやすい仕事の1つです。
看取り介護とは死期が近い利用者の介護を行い、最期のときまで生活支援をすることです。
間近で人間の死に立ち会うため、多くの人が悲しみに耐えきれません。
看取り介護を行うことで自分まで苦しくなってしまい、大変な仕事だと感じてしまうのです。

人間関係

職場の人間関係が大変と感じてしまう人が多くいます。
介護職は人と人とが関わる仕事であり、施設によっては利用者や職員の人数が多いこともあります。
大多数の人が深く関わり合うのでどこかしらでトラブルが起こりやすく、人間関係にストレスを感じてしまうのです。
事実、この人間関係が原因で離職する人が大勢います。
そのため介護職では人間関係が悪くなり、つらいと感じてしまう人が多くいるのです。

介護職で大変だと感じた際の対処法とは

職員に相談する

介護職に就いて、つらい・大変だと感じたら、まずは職員に相談しましょう。
相談すれば解決できるケースが多いためです。
職員同士が相談して意見を表明することで、人間関係の改善、大変な仕事の免除など、なにかしらの変化が起こります。
また仕事量が多くて負担になっていれば、ほか職員が少し肩代わりをするといった対応策も取れます。
「大変だ」「つらい」という気持ちを解消するためにも、まずは職員に相談してみてください。

職場を変える

解決しようと職員に相談してもどうにもならない場合もあるでしょう。
そんなときは職場を変えるのも1つの手段です。
例えば夜間帯の勤務がつらければ日中のみの施設へ移動すれば解決できます。
また職場を変えることで人間関係はリセットされ、自分の希望する環境に近づけるでしょう。
1つの施設で起こっている事実が介護職のすべてではありません。
そのため納得できないときは職場を変えてみるのもアリかもしれません。

介護職のやりがいと魅力|「自己肯定感」「成長」「安定」

自己肯定感が高まる

介護職の良いところは自己肯定感が高まることです。
利用者の生活支援を一生懸命やると、その思いが伝わって感謝されることがあります。
利用者から「ありがとう」と一言いってもらえるだけで、「一生懸命やってよかった」と自己肯定感につながります。
介護職は人助けが仕事なので自己肯定感が日々高まり、充実した毎日が送れるでしょう。

自分自身が成長できる

介護職をとおして自分自身が成長できます。
なぜ介護職は成長につながるのでしょうか?
それはたくさんの人と関われるためです。
介護職では利用者や職員、利用者のご家族、相談員、施設関係者など様々な人とコミュニケーションを取れます。
たくさんの人とコミュニケーションを取ることで、相手を思いやる気持ちや人間としての優しさが成長します。
また利用者は人生の大先輩です。
その人生の大先輩から貴重な話を日常的に聞けるので、自分自身の成長につながるでしょう。

職の需要が安定している

介護職の良いところ3つ目は、職の需要が安定していることでしょう。
2021年の今現在でも日本は高齢国家であり、介護される人に比べて介護士が圧倒的に足りていません。
さらに2025年には国民の4人に1人が75歳以上となる計算で、ますます介護職の需要が高まるのです。
リストラや倒産が頻繁に起こる現在でも、介護職は安定しているといえます。

介護職の特徴|大変な事や向き不向きについて

人と関わるのが苦手な人

人と関わるのが苦手な人には、介護職はすこし大変だと感じてしまうかもしれません。
仕事をやる上で、常に誰かととコミュニケーションを取る必要があるからです。
介護職は利用者の生活を支えるためにも、意思疎通を都度行います。
利用者だけでなく、ほか介護士や施設関係者との連携も非常に重要となり、仕事を円滑に進める上ではコミュニケーションが欠かせません。
このように介護職は人と必ず関わるため、それが苦手な人には苦痛に感じてしまう可能性があります。

仕事とプライベートの切り替えが難しい人

仕事とプライベートの切り替えがしづらい人には、介護職は少し難しいと感じてしまうかもしれません。
なぜなら、介護という仕事は、プライベートと区別をしにくい職種だからです。
介護職は高齢者の生活そのものに関わります。
生活のほとんどに関わるため、排泄介助や入浴介助といった自分の日常にはないことも行います。
また人間の死に立ち会う場面もあり、切り替えが難しい人には大変だと感じてしまうでしょう。

まとめ|介護職のやりがいと大変なことは何か?向き不向きはあるの?

今回は、介護職のやりがいや大変なこと、どのような人が向いているのかについて紹介しました。

介護職は高齢者の生活を支援して支える仕事で、自分自身の成長につながる素晴らしい職業です。
しかし仕事の中ではつらいところ・大変なことがあるのも事実でしょう。
「夜勤」「看取り介護」「人間関係」の3つは特に大変だと感じてしまうところです。

また、自分は介護職に向いているのか等も気になるところだと思います。
しかし、その業種・職種でもそうですが、仕事は実際にやってみないと分からない部分があるのも事実です。
自分の向き不向きについて気になる方は、職場見学に行くなど、介護職という仕事と向き合ってみてください。
介護職は、大変だと感じることも多いですが、その分やりがいも大きい仕事です。

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