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2021.02.26

介護職に心構えや覚悟は必要ない!始める前にやるべき3つのことを解説

介護職を始めるにあたって「心構えや覚悟」を気にする人は少なからずいるでしょう。

“人間の生死に関わる仕事”という理由から、介護業界のハードルは高いように思えます。

しかし、大それた心構えや覚悟は必要ありません。
必要なのは介護に関する興味と最低限の知識のみです。

そのためこの記事では、介護職に必要な最低限の心構え、始める前にするべきことを紹介していきます。

介護職に必要な最低限の「心構え」と「覚悟」

まずは介護職に必要な最低限の心構えや覚悟を紹介していきます。
先程お話したとおり、介護職には大それた心構えや覚悟は必要ありません。
しかし人間の生死に関わる仕事です。
最低限の心構えや覚悟は必要なので、事前にチェックしておきましょう。

たくさんの人と関わる準備

介護職を始める前に、たくさんの人と関わる準備をしましょう。
利用者や介護職員、施設関係者、利用者のご家族といったように、介護職は様々な人と関わりを持ちます。
その関わりの中で最低限のコミュニケーションや、連携を求められる場面が出てくるでしょう。
そのため、たくさんの人と関わる心の準備をしておかないと、仕事をするときに戸惑ってしまいます。

基本的なマナーをしっかりする

基本的なマナーをしっかりと抑えておきましょう。
介護の仕事は身体介助や生活援助を行います。
それと同時に、利用者が気持ちよく生活を送れるようサービスも行います。
基本的なマナーを知らないと利用者に不快感を与えてしまい、仕事が円滑に進まなくなってしまいます。
利用者と良い関係を築くためにも、基本的なマナーは把握しておく必要があります。

自分の健康に気を遣う

介護職を始めるにあたって、自分の健康に気を遣ってください。
自分が健康でないと利用者の健康・安全を守れないためです。
自分が不健康でフラフラな状態だと利用者の生活は支えられません。
それどころか仕事でミスをしてしまい、利用者に危害を与えてしまう可能性もあります。
利用者をしっかり守るためにも、まずは自分の健康管理を徹底しましょう。

介護職を始める前にやるべきこと

予習をしておく

介護職を始める前に予習をしておくことも大切です。
介護の仕事内容を事前に知ることで、実際に働くときに役立つ知識となり、自分の自信につながります。
早く介護職をやりたいと思えるようなモチベーションも湧いてくるでしょう。

施設の内部情報を知っておく

介護職に就職する前に施設の内部情報を知っておくと良いでしょう。
現場で働く自分をより明確にイメージできるようになるためです。
インターネットやSNS、ユーチューブ、求人サイトなど、様々なところで施設の内部情報を把握できます。
現場の雰囲気を知っておけば事前にイメージトレーニングができ、より不安を和らげることに繋がります。

体幹トレーニング

介護の仕事を始める前に体幹トレーニングをするのをおすすめします。
介護の仕事は重労働で、腰や体に負担がかかります。
その不安に耐えきれずに腰痛になったり体を痛めるケースが多いのです。
事前に体幹を鍛えておけばそれらのリスクを格段に減らすことができます。

介護職を始める前にすべきことをもっと知りたい人はこちらを参考ください。
『介護職の不安を解消する3つの方法』

介護職をやる上で大切な3つのこと

職員と意思疎通を行う

介護職では、職員と意思疎通を行うことが非常に大切です。
介護の仕事は一人ひとりが別々に動いているように見えて、実際はチーム全体で連携をとっています。
チームの連携を取るには職員同士の細かなコミュニケーションが必要になるのです。
そのため職員と意思疎通を行うのは大切だといえるでしょう。

利用者の尊厳を守る

利用者の尊厳を守ることも介護をする上で重要なポイントです。
身体機能や認知能力が低下しても利用者は一人の人間です。
介助を受ける際は恥じらいを感じていたり、自分という存在を示したい尊厳があります。
人生の大先輩という事実を忘れずに、一人一人の性格に合わせて接していく必要があります。

常に相手の気持ちを考える

介護職は人と人とが関わる仕事なので、常に相手の気持ちを考えることが大切です。
思いやりを持った行動は相手に喜んでもらえ、人間関係や信頼感につながっていきます。
人間関係が良くなるとスムーズに仕事を進められ、自分自身も楽しくなるはずです。
そのため、常に相手を考える気持ちを忘れずに行動できるように心がけましょう。。

介護職で大変だと感じること

人の死に関わる

介護職で大変だと感じるのは、人の死に関わることです。
利用者はご高齢で身体が弱く、日々衰えていきます。
その衰えていく姿を毎日見るのと、いずれは仲の良かった利用者の死に立ち会います。
また亡くなることを前提とした看取り介護を行うときも、人間の死を受け入れる準備をしなければなりません。
介護職はそれら人間の死に関わることがあるので、つらいと感じてしまうのです。

職員との人間関係

職員との人間関係に大変だと感じる人は多いでしょう。
介護の現場では職員が一丸となって、チーム全体で仕事をやり遂げます。
人間関係が悪いと仕事はうまくいかず、仕事自体が嫌いになってしまいます。
そうならないためにも、職員との人間関係に気を使わなければなりません。
その気をつかう行為に苦痛を感じる人もいるでしょう。

介護職のやりがいや大変さについてさらに知りたい方はこちらを参考ください。
介護職のやりがいと大変なことは何か?向き不向きはあるの?

まとめ|気負うことなく介護職を始めよう

今回は、介護職に最低限必要な心構え、始める前にするべきことについて紹介してきました。

これから介護職を始める人は、大それた心構えや覚悟は必要ありません。
しかし多くの人と関わる準備や基本的なマナーなど、最低限の覚悟は必要です。
介護の仕事を円滑に進めるためにも、事前に仕事の予習や体幹トレーニングをしておきましょう。

介護職がはじめての人はたくさんの不安を抱えていると思います。
「自分に介護職は勤まるのか」「もっと心構えをすべきなのでは」など、様々な考えを巡らせるでしょう。
ですがその不安は仕事をこなしていくうちに消えて、自信へと変わっていきます。
あまり気負わずに介護という仕事を楽しんでみてください。

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