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2021.02.25

就職前に知っておくべき介護職の大切なこと5選 | 介護職として働く魅力ややりがいも解説

介護職は人と人とが関わる特殊な仕事ですので、就職前に理解しておきたい事柄がいくつかあります。

その内容をしっかり把握しておかないと様々なトラブルを招いてしまう可能性もありますので、今回は、安心して介護職をはじめられるよう介護職の大切なこと、魅力とやりがいについて紹介いたします。

介護職はご高齢者の生活を支える素晴らしい仕事


「介護職」というのは、ご高齢者の生活を援助して支える素晴らしい仕事です。

利用者の食事や入浴の身体介護や生活援助を行うことで、充実した日常生活を送っていただきます。
あくまで日常生活の自立を目指すので、できることは利用者にご自身でやってもらいます。
そのため介護職員がすべての介助をするわけではありません。

ご高齢になると身体機能の低下や認知能力の衰えが起こります。
しかし、どんなに衰えたとしても自分と同じ人間です。
そのことを忘れずに関わっていきましょう。

介護職の具体的な仕事内容はこちらを参考ください。
→『実は楽しい介護職の仕事内容を解説』

介護職で注意すべき5つの大切なこと

職員と意思疎通を行う

職員と意思疎通を行うのは非常に大切なことです。
良い仕事をするには連携が必要だからです。
介護職は職員全体でチームとなって1つの仕事に取り組みます。
意思疎通ができないと職員はバラバラに行動してしまい、仕事が円滑に進めません。
チームとして連携するためにも、職員と意思疎通を十分に行う必要があるのです。

利用者の尊厳を守る

介護職で大切なことは利用者の尊厳を守ることです。
利用者の方は身体機能が衰えていても1人の人間です。
排泄介助や入浴介助では自分の体をさらけ出すので、恥ずかしいという羞恥心を感じています。
我々は利用者の尊厳を守れるよう、あらゆる工夫をしなければなりません。

言葉遣いに気をつける

利用者への言葉遣いに気をつけましょう。
なぜなら利用者は人生の大先輩だからです。
ご高齢者のことを可愛らしいと思い、タメ口で話してしまう人が多いかもしれません。
しかし利用者は人生の大先輩であり目上の人間です。
そのため利用者と関わるときはその事実を忘れずに、言葉遣いに気をつけましょう。

自分の気持ちを優先しない

介護職員の中には自分の気持ちを優先する人がいるかもしれません。
しかし、自分の気持ちより利用者の気持ちを優先しましょう。
すべての仕事は利用者の方々のための仕事です。
施設全体がその気持ちを忘れずに取り組まなれけば、職員全員がバラバラの行動を取ってしまいます。
そのため自分の気持ちを優先せず、利用者のことを考えて行動しましょう。

常に相手の気持ちを考える

施設内の人と関わる際は常に相手の気持ちを考えましょう。
利用者とコミュニケーションを取るときはもちろんですが、施設内には他の人もいます。
利用者のご家族や介護職員、施設関係者など全員がその対象です。
相手の気持ちをしっかり考えれば結果として仕事がスムーズに進み、利用者様の満足度は上がります。
そのため常に相手の気持ちを考えて行動しましょう。

介護職の3つのやりがいと魅力

利用者から感謝される

介護職の魅力は利用者から感謝されることです。
職員の介護する姿を利用者はしっかりと見ています。
その熱意や一生懸命さが利用者に伝わり「ありがとう」と感謝の言葉をいただけるのです。
頑張ってよかった、という達成感を得られると同時にやりがいを感じられるでしょう。
介護職は頑張った分だけ利用者から感謝される、とても魅力的な仕事なのです。

自分自身が成長できる

介護職は仕事をとおして自分自身が成長できます。
人生の大先輩である利用者と密接に関われるからです。
利用者との会話ではあらゆることを勉強できます。
コミュニケーション能力や人間性など、人として必要な能力を成長させられるのです。
人間性は相手の気持ちを考えるために必要な能力で、人生において非常に重要な能力でしょう。
その重要な能力の1つである人間性を大きく成長できる介護職は、とても魅力的な職業だといえます。

職の需要が安定している

介護職は職の需要が安定しているので非常に魅力的です。
なぜ安定しているといえるのでしょうか?
それは、今後さらに高齢化が進んでいくからです。
今現在の日本は高齢国家であり、介護施設の利用者に対して介護職員が圧倒的に足りていません。
さらにご高齢者の割合が今後さらに増えることで、介護職の人手不足は確実に加速していくでしょう。
そんな高齢社会では介護職員の需要が高まるため、安定しているといえます。

介護職の魅力を詳しく知りたい人は下記を参考ください。
→『やりがいに溢れた介護職!不安な人が知っておくべき3つの魅力』

介護職に向いている人の特徴3つ

ご高齢者が好きな人

ご高齢者が好きな人に介護職は向いています。
なぜなら、仕事としてご高齢者の生活に関われるためです。
朝の起床や朝食、入浴、排泄、就寝時まで、介護職員は利用者のあらゆる生活をお手伝いします。
またレクリエーションやコミュニケーションを経て交流関係をさらに深められるでしょう。
そのため介護職はご高齢者が好きな人に向いているのです。

人助けが好きな人

介護職は人助けが仕事なので、人助けが好きな人に向いているでしょう。
排泄介助や入浴介助、生活援助など様々仕事はすべて人助けです。
利用者と直接関わりがない事務仕事や備品補充といった仕事でも、間接的に人助けにつながっています。
このような人助けをすることで満足感を得られる人にとって、介護職は天職だといえるでしょう。

キャリアアップを目指す人

キャリアアップを目指す人に介護職は向いています。
なぜキャリアアップを目指す人に向いているのでしょうか?
それは、経歴を高めるための道筋がハッキリとしており、資格制度が充実しているためです。

介護職は経験や年齢が関係なく始められ、努力次第でいくらでもキャリアップを目指せます。
そのための資格制度や教育体制がしっかりとしており、待遇の向上が期待できるのです。
事実として国は介護職の人材教育に力を入れています。
そのためキャリアアップを目指す人にとって介護職は非常に向いているのです。

向いている人の特徴をさらに知りたい人はこちらを参考ください。
→『介護職に向いている人の特徴と性格』

まとめ|大切なことを知って安心して始めよう


この記事では、介護職の大切なこと、魅力とやりがいについてご紹介いたしました。

介護職はご高齢者の生活を援助して支える素晴らしい仕事です。
介護職で大切なのは利用者とのコミュニケーションだけでなく、介護職員や施設関係者との連携も重要となります。
介護職員が一丸となって連携できれば、介護職には魅力とやりがいが溢れているでしょう。

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