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2021.03.04

自宅で簡単にできる高齢者向けレクリエーションとは | 効果的なレクリエーションやその方法を紹介

「自宅で簡単にできるご高齢者向けのレクリエーションが知りたい」
そんな悩みはありませんか?

ご高齢者が行うレクリエーションはただ楽しいだけでなく、様々な良い効果を期待できます。
日常生活の質を向上させていくためにも、その人に合ったレクリエーションの取り組みが必要です。

そのためこの記事では、レクリエーションの種類、メリットや注意点について紹介してまいります。

ご高齢者が行うレクリエーションは楽しいだけではない


高齢者が行うレクリエーションはただ楽しいだけではなく、認知機能の活性化やコミュニケーション能力の維持につながります。
楽しみながら日常生活の質を向上させられる非常に重要な行為、それがレクリエーションです。

また何かしらの障害があって体を十分に動かせなくても参加でき、みんなで楽しむことができます。
高齢者向けのレクリエーションには種類がたくさんあるので人によって好みが分かれます。
その人に合ったレクリエーションを行い、楽しみながら身体能力の向上を目指しましょう。

自宅で簡単に行えるおすすめレクリエーション3選!


続いて、自宅で簡単に行えるおすすめレクリエーションを3つご紹介します。

  1. 風船バレー
  2. ラジオ体操
  3. クイズ・脳トレ

風船バレー

自宅で行うオススメなレクリーションは風船バレーです。
風船を使うバレーボールのようなゲームで、ラリーが何回続くかをカウントして楽しみます。
レクリエーションに用いる風船はふわふわと柔らかく、頭に当たってもケガをする心配がありません。
定番のゴム製の風船が理想ですが紙の風船でも大丈夫です。
風船バレーは自宅で簡単に行えて、楽しみながら身体機能の向上を目指せます。
一人でも楽しめるため、ひとり暮らしのご高齢者にもおすすめです。

ラジオ体操

ラジオ体操は身体機能の向上に効果的なレクリエーションです。
約3分間という短い時間で行えるため、毎日の日課にもしやすいでしょう。
歩行ができない、半身が麻痺して動かないなど、体を十分に動かせない人でも安心して参加できます。
またストレッチ的な動きもするため、体への負担が少なく身体機能の活性化に期待できるでしょう。
音楽に合わせて楽しみながら行ってください。

クイズ・脳トレ

認知機能の活性化に効果的なのがクイズ・脳トレです。
体を激しく動かさなくても参加でき、脳みそに良い刺激を与えます。
脳トレの内容は、なぞなぞやクロスワード、言葉遊び、将棋、百人一首など様々な種類があります。
脳トレの種類は豊富なので、その人に合ったものを見つけられるでしょう。
また麻雀など複数人で行える脳トレもあり、ほかご高齢者と交流を深められるのです。

レクリエーションをすることのメリット

レクリエーションをすることのメリットは以下です。

  1. 認知機能の活性化につながる
  2. 身体機能の向上が見込める
  3. コミュニケーション能力の維持

認知機能の活性化につながる

レクリエーションをやることで認知機能の活性化につながります。
レクリエーションは脳みそに刺激を与えるためです。
クイズクロスワード麻雀などは頭の脳みそをよく使い、考えながら取り組みます。
また体を動かすレクリエーションでも、脳と体の伝達作用から認知機能の向上につながります。
このように、レクリエーションは脳みそに刺激をほどよく与え、認知症の予防にも期待できるのです。
日常生活の自立を目指すためにも、認知機能の活性化につながるレクリエーションを適度に行いましょう。

身体機能の向上が見込める

レクリエーションのメリットは身体機能の向上が見込めることです。
ご高齢になると身体機能が衰え、身体が思うように動かなくなります。
そこで体を適度に動かすレクリエーションを行えば、凝り固まった筋肉に刺激を与えられます。
刺激受けた筋肉は徐々に活性化していくので、身体機能の向上が見込めるのです。
レクリエーションで身体機能の向上を目指し、元気な体を作っていきましょう。

コミュニケーション能力の維持

レクリエーションはコミュニケーション能力の維持につながります。
なぜコミュニケーション能力の維持につながるのでしょうか?
それは、集団で行えるレクリエーションがあるからです。
将棋や麻雀、花札といったレクリエーションは、一人ではなく誰かと一緒に取り組め、他者との交流を深められます。
集団レクリエーションで他者と交流を深めることは、コミュニケーション能力の維持につながるのです。

レクリエーションを行う際の2つの注意点!

尊厳を傷つけない

レクリエーションを行う際は、ご高齢者の尊厳を傷つけないよう気をつけましょう。
一緒にレクリエーションで遊ぶご高齢者は人生の大先輩です。
たとえ認知機能や身体機能が衰えていたとしても、尊敬すべき大先輩にかわりありません。
その事実を忘れて過度にふざけあってしまうと、尊厳を傷つける場合があります。
人によっては不快感を抱いてしまうため、親しい関係でも尊厳を傷つけないよう細心の注意を払いましょう。

難しい遊びは避ける

ご高齢者とレクリエーションを行う場合、難しい遊びは避けましょう。
なぜなら難しすぎると、かえってストレスが溜まってしまうからです。
せっかくストレス発散や楽しむためのレクリエーションなのに、ストレスを感じてしまっては本末転倒です。
レクリエーションは楽しみながら身体機能の向上を目指すべきでしょう。
また、ご高齢者が怪我をする危険な遊びも避けてください。
しっかりご高齢者の立場になって考え、その人に合ったレクリエーションを選択しましょう。

自宅以外でレクリエーションを行う2つの方法

デイサービス

デイサービスを利用することで、自宅とは違ったレクリエーションができます。
デイサービスとは、日帰りで介護を受けられる通所型の施設のことです。
介護や医療行為をメインに受ける介護サービスですが、レクリエーションにも力を入れています。
複数人で行う遊び、いつもと違った雰囲気など、自宅では味わえないレクリエーションを楽しむことができるのです。
そのため他者と交流を深めていきたい人にデイサービスをおすすめします。

デイサービスについて詳しく知りた方はこちらを参考ください。
→『日帰りで介護を受けられるデイサービスとは?』

ショートステイ

自宅以外で行う方法2つ目は、ショートステイの利用です。
ショートステイとは、特別養護老人ホームなどの介護施設に数日間泊まれる介護サービスのことです。
施設で生活している利用者と一緒にレクリエーションを楽しめ、より深い交流関係を築けます。
そのためショートステイは、自宅では味わえないご高齢者同士の一体感があり、刺激的な経験ができるでしょう。

まとめ|楽しみながらレクリエーションを行おう!


この記事では、レクリエーションの種類、メリットや注意点についてご紹介してまいりました。

ご高齢者が行うレクリエーションは楽しむだけでなく、身体機能や認知機能の向上が期待できるものです。
頭を使うものや体を使うものなど、様々なレクリエーションがあるのでその人にあった遊びを選択しましょう。

また、楽しく安全にレクリエーションを行うためにも、メリットと注意点をしっかりと理解しておきましょう。

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